一人暮らしでも犬は飼えます【犬育て10年の私が解説します】

犬との生活
うさちゃん
うさちゃん

一人暮らしだけどどうしても犬が飼いたい!
でも本当に一人暮らしで犬を飼えるのか…不安(><)
仕事で帰りが遅くなっても大丈夫かな?
しつけや散歩は一人で出来るだろうか…
一人暮らしで犬を飼った時の生活はどんなだろう。

こんなお悩みを解決する記事です。

■記事の内容

一人暮らしでも犬は飼えます【一人暮らしで犬を飼う最低条件】
私は中型犬のボーダーコリー(♀)を育てて10年目の主婦です。
犬を飼い始めた当初は子供がいない共働き家庭。
出勤から帰宅まで10時間以上の留守番をさせながら、生後6ヶ月の子犬を育てました。
私は一人暮らしではありませんでしたが、
・共働きで、しつけや散歩の時間は限られていた
・留守番が長い
という点で一人暮らしで犬を迎える方と、共通点があります。
犬の長い留守番の中でしつけやトイレ、お散歩やお世話をこなしていて、
動物をきちんと育てる覚悟、責任を持てる方なら一人暮らしでも犬は飼える
という風に感じました。
実際に働きながら犬を育てた経験から、
一人暮らしで犬を迎えたいと考えているけど、本当に一人で犬を飼うことが出来るのか
不安な方へ読んでいただきたい記事になっています(^^)

一人暮らしでも犬は飼えます【一人暮らしで犬を飼う最低条件】

6点あります。

①最長でも14時間以内に帰宅することが出来る
②日々のお散歩に可能な限り行くことができる
③犬を飼うために必要なお金を用意できる
④根気よく最低限のしつけをする覚悟がある
⑤犬を飼うことが出来る住まいである
⑥飼い主に何かあった時、預け先がある

フルタイムで働きながら子犬を迎え、育てた経験から「一人暮らしでも犬は飼える」と感じました。

しかし、

・犬は生き物なのにお世話や散歩に費やせる時間が全く無い

・犬を飼うことに責任と覚悟が無い

こんな場合は犬を飼うことは出来ません。

犬を一人暮らしで飼う場合に必要な最低条件をわかりやすく解説します。

①最長でも14時間以内に帰宅することが出来る

私たちが犬を迎えた当初、お留守番の時間は長くても10時間前後。

これでも留守番にかかる時間がギリギリだな…と感じていました。

なぜかというと…

・子犬なのでトイレのしつけが入っていない
⇒留守番中はハウス内が排泄物でぐちゃぐちゃ(><)
・最低限のしつけ(かじる、壊す)が入っていない
⇒留守番中にハウスやトイレをかじって壊しす
・犬と触れ合ったり一緒に遊び過ごす時間が少ない
⇒犬は元々群れで過ごすのが大好きな生き物。
家族と一緒に過ごす時間が大好き。

・生後半年未満の子犬の場合、食事の回数が多い
⇒生後6ヶ月くらいだと、犬の大きさによりますが2回の食事でも対応できる

逆に、普段は14時間以内に帰宅できるけれど、たまに帰宅する時間が遅くなる場合はペットホテルなどで預かってもらう方が、安心できます。

また、10時間程度の留守番が見込まれる方は見守りカメラ付き自動給餌器を設置しておくのがオススメ

突然の自然災害や電車の遅れで、帰宅できずご飯があげられない、様子がわからないという事態に備えることが出来ます。

■対策

出来れば生後半年以降の犬を迎えると安心。

生後間もなければ体調の崩しやすさも倍。

食事の回数も多くなります。

犬の最低限のしつけをしながら販売をしてくれるペットショップなどで迎えると、犬を迎えてからの生活がグッと楽になります。

犬を迎える前に、トイレのしつけについて不安な方は

【飼育歴10年】共働きで犬のトイレをしつけた方法を解説します♪という記事で予習をオススメします(^^)

②日々のお散歩に可能な限り行くことができる

犬は元々の野生の習性で、

屋外で匂いをかぎたい⇒獲物をさがす情報収集をしたい

という習性があり、屋外の空気に触れないとストレスを感じてしまう生き物です。

また、体力、筋力の維持、犬の健康管理のために日々の散歩は欠かせません。

これらの理由から、可能な限り毎日お散歩に連れ出せることが犬を飼う条件になります。

ポイント

犬が室内でトイレを出来るようにしつけが出来れば、

・悪天候の日

・犬が体調不良の時

・飼い主が体調不良の時

このような時はお散歩を休むことが出来ます。

私も、台風や大雨のようなひどい悪天候時や、子供たちが小さかった頃の体調不良時は犬のお散歩を休むことがありました。

私が犬を迎えたとき、犬を飼う前は、毎日散歩に行けるだろうか…と不安でした。

でも実際に犬を迎えてみると…

いつまでも健康でいてほしい

犬が喜ぶので散歩に連れて行ってあげたい

そんな気持ちに変わっていました(^^)

室内トイレのしつけが出来れば、お散歩は1日1回で済みます。

私たち飼い主の健康管理にもつながりますね♪

あれだけ心配していた散歩も、毎日欠かさず朝早起きして行くことが出来ています(^^)

③犬を飼うために必要なお金を用意できる

参考までに、我が家が1ヶ月で犬にどれくらいお金を使っているかまとめました。

■中型犬(ボーダーコリー5歳)の場合

・ご飯代⇒1ヶ月3,500円
・トイレシーツ代⇒一ヶ月1,000円
・ペット保険⇒年間36,000円(3,000円/月)
・ワクチン注射⇒1年に一回約7,000円(583円/月)
・フィラリア駆虫薬⇒7回分処方⇒約7,000円(583円/月)
・狂犬病注射⇒約4,500円(375円/月)
1ヶ月平均9,041円
※オヤツ・おもちゃ・ドッグラン利用料・トリミング代を除く
小型犬ならもう少し安く、大型犬なら高くなると考えておくと安心です。
我が家では健康管理や虫歯予防のためにオヤツは一切あげていません。
ですが毎日オヤツをあげるとなると、それなりの費用がかかりますね。
また、迎えた犬が病弱だったり、病気を持っていたりすると病院代がかさみます。
日々かかるお金の他に、不要不急に備えたある程度の貯蓄も必要です。
犬種によってはトリミング代も大きいですね(^^;)
ビションフリーゼ・プードル・シーズーなどは延々と毛が伸びるので、
2~3ヶ月に1度はトリミングが必ず必要です。
一人暮らしで犬を迎えた時に必要なグッズについては
こちらの記事で詳しく解説しています。
グッズを揃える際の予算の目安になります。
一人暮らしで犬を迎える時のグッズ以外の準備は
という記事でわかりやすく解説しています。

④最低限のしつけを根気よくする覚悟がある

犬を飼う上で最低限のしつけ

・人や他の犬、動物を噛まないしつけ
・近所迷惑を考えて、吠えないしつけ
・留守番のしつけ(かじってはいけないものをかじらない)
・室内トイレのしつけ
・人や他の犬、動物を噛まない
犬は身の危険や、餌を取られる危機を感じれば噛む習性がある生き物。
でも人間社会で暮らしていくためには、絶対に人を噛まない、という風に教えるのが飼い主の義務です。
具体的にどう教えるのかというと…
簡単に説明すると、噛んだその時にダメ!と教えること
噛んだり歯を剥くタイミングがわかったら、同じ場面を再現して何度も教えるのです。
犬と飼い主との関係がしっかり築けていて、根気よく教えて行けば噛まないようにしつけることが出来ます。
・近所迷惑を考えて、吠えないしつけ
犬が吠えて、ご近所からの苦情が来て悩んでいる…というケースはよくあります。
吠えも噛むしつけと同じで、吠えたらダメと教える。
根気よく吠える場面を再現して教えることで、犬の吠えは落ち着いていきます。
・留守番のしつけ(かじってはいけないものをかじらない)
基本、留守番はハウス(ケージ)でさせるのが良いですが、
ケージ内でもトイレやケージの柵などかじってはいけない、と教えなければなりません。
私も犬を迎えた当初、トイレもケージも噛むんだ…と驚きました。
そう、犬はなんでも噛む生き物なのです。
トイレトレーを噛んで困った時の体験談は
という記事にまとめてあります(^^)
・室内トイレのしつけ
トイレは外派、という犬も多いですが、一人暮らしで犬を迎えるなら室内トイレのしつけは必須です。
留守番が長くなる場合は、何度も外へ排せつしに連れて行くことが出来ないからです。
何度も何度もトイレ以外の場所に犬が排せつをして失敗しますが、根気よく続ければ出来る様になります。
室内トイレのしつけ方は
こちらの記事を参考にしてください(^^)

⑤犬を飼うことが出来る住まいである

・賃貸ならペット同伴可能住宅
・犬の大きさに応じたスペースを確保できるか(広いスペースはいらない)
・足あらいのスペースは充分か
上記が犬を迎えることが出来る住まいの最低条件です。
・賃貸ならペット同伴可能住宅
という記事でもまとめていますが、賃貸なら必ずペット同伴可の物件が条件です。
犬も生き物なので、必ず予期せぬ破損をします。
隠れて犬を迎えることは、後々高額な修理費用を払う可能性もあります。
絶対にやめましょう。
・犬の大きさに応じたスペースを確保できるか
室内犬を飼うというと、犬が走り回ることが出来る大きいスペースが必要かな…と考えます。
でも部屋が狭くても、お散歩でしっかり運動していれば問題なし。
また、狭いスペースでもボール遊びやもってこい遊びで充分ストレス解消が出来ます。
犬の居場所、留守番をするハウスを置くスペースは必要です。
我が家のボーダーコリー(中型犬)は横150センチ、奥行き40センチ程度のスペースが犬の居場所になっています。
トイレや犬が落ち着ける場所として必ず必要なクレートを置くと、
中型犬以上なら最低限これくらいのスペースが必要です。
小型犬ならもう少し少ないスペースがあれば、充分に犬を飼うことが出来ます。

⑥飼い主に何かあった時、預け先がある

飼い主の不慮の事故や死亡の場合、どうしても飼うことが出来なくなった場合のことも考えなければなりません。

・親族や親しい友人
・ペット信託、あんしんケア制度を考えておく
・動物の命を守る責任がある
親族や親しい友人で、もしもの時に預かってもらえる、または犬を託すことが出来るのか話し合っておく必要があります。
もし誰もいない場合
一人暮らしで犬を飼う場合、最低限目を通しておきたい制度をご紹介します。
・ペット信託
お金を払って、飼い主にもしものことがあった場合に飼育をしてもらうことが出来る手続きのこと。
・ペット安心ケア制度
ペットの飼い主が死亡したり重い病気にかかってしまった場合など、事前に登録している動物病院がペットを預かり終身で世話をするしくみ。
動物の命を守る責任がある
犬を迎えてから、動物について深く考えるようになりました。
犬は大変賢い動物ですが、一度家族に迎えると
・ごはんや水は人に補充してもらわなければ口に出来ない
・ハウスの中犬がいる場合自然災害でも自力で逃げ出すことが出来ない
・飼い主が不慮の事故で死でしまった時、犬も
飢え死にするかもしれない
こんな風に犬は飼い主無しでは生きることが出来なくなってしまいます。
自然災害の警報が鳴り、家を留守にしている時は心配でたまりませんでした。
一人暮らしで犬を飼うことは出来ますが、
一匹の大きな命を預かる、ということを決して忘れずに愛犬を迎えてほしいと心から願っています(^^)
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