一人暮らしで犬を飼うために必要な準備を解説します【犬育て10年目】

犬との生活
うさちゃん
うさちゃん

一人暮らしで犬を迎える場合に必要な準備を知りたいな…

一人で犬を迎えることに決めたけど、

迎える準備に不備が無いか心配…

一人暮らしでも安全に、出来るだけストレスなく犬を迎えたいな

こんなお悩みにお答えします(^^)

記事の内容

・一人暮らしで犬を飼うためにやるべき準備【7つあります】
私は共働き(犬の留守番時間は10時間程度)で生後6か月の犬を迎えた経験があります。
犬育て歴は10年。
現在は子育てをしながら短時間の仕事をしています。
当時は犬を飼った経験もなく、フルタイム勤務で子犬を迎えたのでそれはそれは大変でした(^^;)
しつけ、トイレ、粗相…
全てが思った何十倍もうまくいかず、育犬ブルーになったことも。
実際に犬を迎えてみて、
なんでもっと準備しておかなかったんだろう…
前もって検討しておけばよかった(><)
と感じました。
そこで一人暮らしで犬を迎える方に参考にして頂きたくて記事にまとめました。
また、一人暮らしで犬を迎える場合、自分自身だけが頼りです。
子犬期間は体調を崩しやすかったり、いたずらの始末をしたり…日々余裕がありません。
きちんと準備しておけば私のように育犬ブルーなり、犬を飼うんじゃなかった…と後悔することが少なくなります。
(ここを乗り越えれば、楽しいドッグライフが待っているのですが…^^)
一人暮らしで犬を迎える方、初めて犬を飼う方に犬を迎える前の最終チェックとして記事を読んでいただきたいです。

一人暮らしで犬を飼うためにやるべき準備【8つあります】

一人暮らしでの犬を飼う時にやるべき準備を8つにまとめました。

①動物病院の情報を集めておく
②ペット保険を検討する
③もしもの時の預け先をリストアップ
④休暇の調整をする(長期休暇に犬を迎えるのがベター)
⑤去勢、避妊手術について考えておく
⑥犬と生活するための住まいを整える
⑦犬を飼う時に必要なアイテムを揃える
⑧近所の方に挨拶しておく
グッズの準備だけでなく、犬を迎える前に飼い主として検討しておきたいこともまとめました(^^)

①動物病院の情報を集めておく

犬を迎えてから慌てないためにまずやっておきたいこと、それが「動物病院を調べて検討しておく」ことです。

理由は以下のとおりです。

・犬は新しい環境で体調を崩しやすい(吐いたり下痢をするなど)
・狂犬病やワクチンの予防接種を迎えてまもなくすることが多い
・避妊、去勢手術に備えることができる

◆生後一歳未満の子犬を迎える場合は特に要注意

犬は住む家や飼い主が変わるとストレスを感じやすく、体調を崩しやすいです

なかでも一歳未満の子犬は、ストレスで下痢や吐き戻しをしやすく注意が必要。

早めにかかりつけの動物病院を決めておくことで、犬の急な体調の悪化に備えることが出来ます。

◆狂犬病の予防接種は生後約3か月から接種可能

犬の病気を予防する混合ワクチンは、

ペットショップで接種済みの場合があります。

その他に犬を迎えたら必ず受けなければならない、

狂犬病の予防接種は生後約3か月から接種できます。

生後3ヵ月以降の子犬を迎える場合、すぐに接種することになるので、事前に動物病院が決まっていれば慌てることなく安心です。

狂犬病の予防接種は、各自治体によって制度に微妙な違いがあります。

犬の予防接種に関する参考記事

▶犬の鑑札、注射済票について:厚生労働省

▶犬猫のワクチンについて:日本獣医学会

◆狂犬病などのワクチン接種時にかかりつけ動物病院を決める

避妊、去勢手術を検討している場合は、

予防接種の機会を利用してかかりつけ動物病院を決めておくのがおすすめ。

大切な愛犬の健康な体にメスを入れる避妊、去勢手術。

手術までに安心してお任せ出来る動物病院を見つけておきましょう。

◆病院選びのポイント

・医師、スタッフの対応は親切丁寧か
・病院内は清潔に保たれ不快でないか
・やりすぎと思われる検査やペットフード、サプリの押し売りはないか
・知人などからリサーチし、悪い評判がない
・交通手段が限られている場合、歩いて行けるなど近隣が望ましい

医師の腕が良かったり、人気の動物病院であっても自宅から遠い場合、

車が無ければ、犬の急な体調不良時の受診で

犬も飼い主も負担が大きくなります。

ちなみに我が家では近隣に中規模動物病院と、

小さな地域密着型の動物病院がありました。

医師の対応や、近所の方の評判がよかったことから

地域密着型の小さな動物病院に今も通っています(^^)

②ペット保険を検討しておく

ペットショップなどで子犬を迎える場合、

購入時に加入することが多いペット保険です。

ペット保険に入るメリット

迎えた愛犬が体が弱かった場合、金銭的な負担を減らせる

動物病院では当然のことながら全額自費負担。

手術や入院となると、大きな出費となってしまいます。

ペット保険に入っておけば、愛犬にもしものことがあった場合の

大きな出費の備えることが出来ます。

なぜペット保険を犬を迎える前に検討した方がいいの?

◆購入手続き時に加入を勧められるので比較する余裕がない

私がペット保険に加入したころは種類がとても少なかったですが、

今は様々なタイプの保険が用意されています。

・保証は少なめだけど月々の掛け金が少ないもの
・他人に危害を加えてしまったときの保証があるもの
・飼育やしつけ、病気の相談に乗ってくれるもの

ペットショップでは、

「子犬のうちは体調を崩しやすいので、保険に加入しておくと安心です」

という説明を受けました。

ついつい愛犬が心配になり、比較することなく

ショップで勧められたペット保険に加入。

ペット加入をしたことで、安心して犬育てを始めることができました。

でも子育て中で家計に余裕が無く、犬が元気なこともあり、

保証が少なくても掛け金が手ごろな保険にしておけば良かったな…

ショップで保険に加入しないで、事前に調べておけば良かったな…

こんな気持ちになりました。

そして現在は、ペット保険一括資料請求使って保険会社の乗り換えを検討しています。

■ペットの保険選びは【保険スクエアbang!/ペット保険】■

ペット保険一括資料請求のオススメポイント

・自宅でゆっくり資料を見て加入を考えることが出来る
・犬を迎えて忙しくなる前に検討できる
・様々な保険会社を調べて資料請求する手間が省ける
愛犬を迎える際に、ペットショップで保険の検討をすると、
自分たちでじっくり考えて…ということが難しいです。
一括資料請求を行えば、
愛犬を迎える前でも様々な保険会社のペット保険を見ることが出来ます(^^)
資料請求は住所や連絡先、検討中の犬種または愛犬の犬種を入力フォームへ入力するだけ。
(2分程度で終わります)
また、こちらのリンクから価格の比較を行うことも出来ます。
愛犬を迎え、しつけやお散歩、トイレトレーニングで忙しくなる前に、
まずペット保険についても考えておきたいですね(^^)
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③もしもの時の預け先を検討しておく

一人暮らしで犬を飼う場合、頼れるのは自分自身だけ。

でも飼い主が突然病気になってしまったり、

急な仕事で家を空けなくてはいけなくなったときの対策として、

愛犬の預け先をリストアップしておきましょう。

預け先は以下が考えられます。

・家族や友人など信頼して任せられる家庭

・かかりつけの動物病院(預かりを実施していない場合あり)

・ペットホテルや訓練所

・犬の保育園、幼稚園

・購入先のペットショップ

リストアップしておけば、もしもの時に問い合わせをして、

満員だったり断られた時も慌てずにすみます。

我が家では迎えて1ヵ月目で、

犬を飼うことを決める前に予定していた旅行に出かけました。

まだ1歳未満の子犬だったので、

ワクチン接種で受診したのみの動物病院の預かりサービスを利用しようと問い合わせをしました。

結果、まだ1歳未満の子犬であること、動物病院に慣れていないことが理由で断られてしまいます。

なので、数か月過ごして慣れているだろうペットショップに犬の預かりをお願いしました。

このような断られた経験から、預け先は複数考えておいたほうがいいな、と経験から学びました。

実家や家族に犬を預かってもらうのはどう?

1歳未満の子犬の場合、犬の飼育に慣れていない家庭では犬のいたずらや粗相で負担が大きくなります。

費用はかかります。

でも信頼できるご家族でも、

犬の飼育に慣れていない家庭や留守番が長い場合はプロに預けるのが無難だと考えています。

④休暇の調整をする(長期休暇に犬を迎えるのがベター)

一人暮らしでも犬は飼えます【犬育て10年の私が解説します】という記事でも解説していますが、愛犬を迎えるのは長期休暇に合わせましょう。

今すぐにでも犬を迎えたい、犬と生活したい…!とはやる気持ちはよくわかりますが

理由は下記の通りです。

・家にいてあげることで体調不良に気が付きやすい

・1週間以上なら運が良ければトイレを覚えられる

・トイレが出来なくてもすぐに片付けることが出来る

・犬が寂しくなくストレスを最小限に出来る

犬は住まいや飼い主など環境が激変するだけで大きなストレスがかかります。

また子犬期間は体調を崩しやすくとってもデリケート。

飼い主の長期休み中なら、長時間の留守番をさせることなく犬のしつけやトイレにかかわることが出来ます。

一人暮らしの場合、休暇が終わり仕事が始まればたとえ子犬であろうと長時間の留守番が待っています。

我が家も共働き家庭でしたが、夏季休暇中の初日に犬を迎えました。

二人でも子犬のお世話は本当に手がかかり、休暇中は全く気が休まりませんでした(><)

長期休暇中に犬を迎えることは犬のストレスを軽くすることはもちろん、飼い主も犬との生活に慣れやすいというメリットもあります。

犬のストレスを最小限に抑えて、これから始まる長時間の留守番に備えるために、ぜひ長期休暇中に愛犬を迎えてあげてください(^^)

⑤去勢、避妊手術について考えておく

犬を迎えるにあたって必ず考えておきたいのが、去勢、避妊手術です。

犬を迎えて落ち着いてからでいいかな?と考えがち。

犬を迎えるととにかく忙しくなる一人暮らし家庭では、早め早めに飼い主として決めておくべきことです。

去勢、避妊手術を愛犬にするかどうか…どうやって決めたらいいの?

私自身は犬を迎える前に避妊手術は必ずしよう、と決めていました。

そして、メリットデメリットを何度も確認し手術をしたので、あとで後悔することなく「あのとき手術しておいて本当によかった」と感じています。

(さすがに術後は傷口が痛そうで悲しくなりましたが…(><)

どのように自分なりに避妊手術の考えをまとめたか、をご紹介します。

①本を読んだ

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この本を夫が買ってくれていたので、犬の飼い方を学ぶかたわら、避妊手術についての簡単な基礎知識を学びました。

本は医師が監修していることがほとんどなので、犬の健康の最低限の基礎知識は本で学ぶのがおすすめです。

大事なことは、避妊去勢手術のメリット、デメリットをよく理解しておくことです。

②ネットで体験談を読む

最低限、避妊手術とはなにか、どのような手術をし、愛犬の体にどんな影響があるのか知った段階で、体験談をたくさん読みました。

ネットで体験談を読むメリット

・実際に愛犬が手術をしたご家族の気持ちを知ることができる

・術後の傷口の治りや、留守番時の様子、医師の治療の様子がわかる

コツは必ず5~10記事程度の体験談を読んでおくこと。

少ない体験談では、知識が偏ってしまうからです。

「犬 避妊手術(去勢手術) 体験談」のようなキーワードで検索をします。

▶参考記事

犬の発情期について:日本獣医学会

③お住まいの自治体で犬の避妊、去勢手術の助成がないか確認する

自治体によっては、避妊去勢手術費用の一部を助成してくれる制度があります。

「犬 避妊手術(去勢手術) 助成 ○○市」

のようなキーワードで検索をして確認できます。

避妊去勢手術について飼い主は責任をもって学び、愛犬の健康のために正しい知識を学びましょう。

⑦犬と生活するための住まいを整える

一人暮らしで犬を迎える場合、おそらく大多数の方が賃貸住宅にお住まいだと思います。

ご存じのように、賃貸住宅ではペット可の物件でも破損があれば退去時に修理代を請求されてしまいます(><)

私たちの修理代請求額

参考までに私たちは一軒家の賃貸住宅に約2年住んでいました。

敷金を含めた退去時の修理代は約17万円でした…

主に犬の爪でついた床の傷、粗相でよごれた畳の入れ替えです。

犬を迎えるとき、なるべく物件を傷めない工夫をしてから犬を迎えれば、修理代の請求は少なくなります!

【失敗しない!】賃貸でペットを飼うときの注意点を解説しますという記事でくわしく解説をしています。

犬を迎える前にやっておくべき工夫はこちら。

・床にクッションフロア(床の上に敷くマットのようなもの)を敷く

・犬の居場所周りの壁紙に保護シートを貼る

・家が広く保護が大変なら犬の立ち入り場所を制限する

犬を迎える前の準備で忙しい中、部屋の保護は大変ですよね(><)

高額な修理費用を請求されないためにも、部屋の保護は必ず行いましょう。

▶参考記事

【失敗しない!】賃貸でペットを飼うときの注意点を解説します

⑦犬を飼う時に必要なアイテムを揃える

愛犬を留守番させたり居場所にさせるケージ(サークル)や、トイレはきちんと準備されている方が多いと思います。

ですが、実際に犬を迎えると必要なグッズは思った以上にあります。

【犬育て10年の私が解説】一人暮らしで犬を飼う時に必要なグッズ10選という記事でも詳しく解説していますが、

・犬の落ち着ける巣穴がわりのクレート

・サークルに取り付け可能な水飲み器

・雑巾やティッシュ、袋、ウェットティッシュなどの衛生用品

これらの他にも揃えるべきものを記事で解説しています。

グッズをきちんと揃えてから犬を迎えなければいけない理由

夫婦や家族で犬を迎える場合は、犬を迎えてからグッズを買う、でも困らないかもしれません。

でも一人暮らしの場合

・買い物に出かけると迎えたばかりの犬は留守番することになる

・犬を迎えたばかりはウンチやオシッコをトイレで出来ない

・目を離すと部屋中排泄物だらけの可能性あり

・しつけが入っていないので口に入れてはいけないものを食べる

・部屋のなかのものを壊したりかじることがある

犬を迎えたばかりの時期は、とにかく目が離せません(><)

一人暮らしの場合は買い物を頼むことが出来ない、犬を見てくれる人がいないので、きちんと準備をしてから愛犬を迎えてあげましょう。

⑧近所の方に挨拶しておく(必要最低限、無くてもOK)

犬を迎えると、たとえペット可の賃貸住宅だったとしても、犬の吠える声などでご近所へ迷惑をかけることがあります。

ですが、物騒な世の中なので、もし面識があればで結構です。

ご近所の方に会う機会が訪れた際は、ひと声

「犬を迎えることになりました」と声をかけておくと安心です。

私たちは夫婦で犬を迎え、ご近所との交流も若干あったのであいさつに伺いました。

一人暮らしの場合は、特に女性の場合、知らないお宅を訪ねるのは危険を伴います。

ご近所へのあいさつは面識のある方に限るなど、ごく最低限でよいでしょう。

まとめ:きちんとした準備で楽しい愛犬との生活を♪

長い記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。

うさちゃん
うさちゃん

思った以上に準備することがあるんだね…大変(><)

生き物を迎えるということが、夫婦や家族で迎えるとしても責任重大。

一人で愛犬の責任を担うとなると、飼い主の負担は大きいです。

でも言い換えれば準備さえきちんとしておけば、最低限の負担で済むということ。

慌てずに余裕を持って、愛犬との生活を楽しめるのです♪

(そのために記事を書きました(^^)

ぜひこの記事で愛犬とのドッグライフのスタートに使っていただけたら幸いです。

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