共働きで犬を飼い始めたけど、犬がトイレをなかなか覚えてくれない(><)
犬がトイレで排せつを出来るようになってきたけど、失敗が多い…
仕事から疲れて帰ると、犬のハウスが排泄物まみれ…(><)
どうやったら犬がトイレを覚えてくれるんだろう。
こんな疑問を、実際に共働きで犬のトイレのしつけをした経験から詳しく解説していきます。
◆記事の内容
・犬のトイレのしつけが成功するコツ
私も犬のトイレのしつけに苦戦した一人です!
私は、室内犬(ボーダーコリー/中型犬/♀)の飼育歴6年目。
現在は育児をしながら主婦をしています。
犬を迎えた当時は、夫婦共にフルタイム勤務。
犬を生後6ヶ月で迎え、1年以上共働きで室内犬を育てた経験があります。
(1日の犬のお留守番は10時間前後でした)
我が家の犬は、やんちゃでしつけには夫婦でかなり悩みました。
ボーダーコリーは頭が良い分、いたずらで悩む家庭も多いそうです。
また、トイレのしつけがなかなか入らず、
仕事を終えて帰宅すると犬のハウスが排泄物まみれ…という日々が続きました。
私の出産も重なり、トイレのしつけが完了するのに1年弱かかりました。
その後、トイレを覚えてからは99%トイレで排せつしてくれるようになっています。
かわいい大切な愛犬ですが、トイレがうまくいかないことで、お掃除の手間や、うまくいかないことへのイライラが募ってしまいます。
そんな方に、少しでも役立てて頂けるよう、記事にまとめました(^^)
共働きで犬のトイレをしつけた方法を解説します
犬にも個性や得意分野がそれぞれ違い、トイレの覚え方もそれぞれ。
同じ共働き家庭でも、早く覚えられる犬もいれば、時間がかかる犬もいます。
トイレが覚えられないことは、犬が悪いのでも飼い主の私たちが悪いのでもないのです。
まずは環境を整えて、
いつか覚えてくれる…!という気持ちでおおらかに取り組んでみましょう!(^^)!
②犬が排せつをするタイミングを知る
③犬がソワソワしたらトイレへ連れて行く
この順で解説をしていきます。
①トイレの場所、犬の居場所(ハウス)を整える
まず見直したいのは、犬のトイレの場所、犬のハウス回りです。
犬のトイレの場所、犬に犬だけの居場所(ハウス)を用意した方が良い、という点は、こちらの
という記事でも解説をしています。
犬がトイレに失敗してしまうという場合、チェックして頂きたいのは次の点です。
・犬のトイレはガッチリとずれにくく、大きめか。
・ハウスの中にクレートを置いている場合、クレートは大きすぎないか。
犬はじわっと染み込む場所にオシッコをしたくなる。
犬が寒いかな?
冷たい床で眠るのはかわいそうかな?
こんな理由で、クッションや毛布を置いている場合は、
犬がトイレを覚えるまで片づけることをおすすめします。
なぜかというと、犬は清潔好きな生き物。
じわっと染み込む場所にオシッコをしたくなるのは、
オシッコが染み込むことで手足が汚れず排せつ出来ることを知っているからです。
犬が屋外で排せつする場合も、草むら、土や砂利の上など、オシッコが染み込む場所を選んで排せつしがちです。
(屋外で排せつした場合は、水で洗い流すことを徹底しましょう♪)
また、犬は肉球の感覚が鋭いので、出来るだけトイレシーツと似たような感触の物を置かずに、
トイレシーツの感触=トイレ
と犬に認識させることが重要です。
我が家の犬も、ほとんどトイレに失敗することが無くなりましたが、たまの失敗はお布団の上がほとんどです(^^;)
犬のトイレはガッチリとして大きめがおすすめ
犬のしつけを勉強していた時に、
犬は不安定な場所で排せつをしたがらない、
ということを知りました。
ずれる、ぐらつく、という不安定さですね。
犬の祖先、野生のおおかみは当然野生なので、排せつ中はおおかみ自身が、いつ天敵に襲われてもおかしくない、もっとも無防備な状態。
出来るだけ安全で、安心できる場所で排せつしたいと思うわけです。
ぐらつく危険な場所では決して排せつしたいとは思いませんね。
また、小さな場所でピンポイントで排せつするのは、犬にとって難しいことだそうです。
我が家もトイレの中で、中型犬なのでMサイズを買いましたが、途中でワイドサイズのトイレに買い替え今も使用中です。
こちらのタイプです。
・トイレシーツのいたずら防止
・トイレでオシッコをしても、犬の足にオシッコが付きにくい
という点で、このようなメッシュ付きを使っています(^^)
滑り止めもついていて、グラつかず、丸洗い出来ます(^^)
ハウス内のクレートは犬の大きさギリギリがポイント
犬がハウス内でトイレを失敗してしまう…
こんな時はクレートの大きさを確認してみましょう。
クレートとはこのようなタイプで、犬の巣穴代わりとして使用しています。
大きさの目安として、
犬がくるっと回転してクレートから出て行けるサイズです。
くるっと回転とは、犬が頭からクレートに入って頭から出て来れる、ということですね。
クレートが大きすぎると、犬は自分の巣穴として認識してくれず、結果オシッコをしてしまいます。
我が家の犬がこの状態でした。
当時大きなクレートを用意していたため、帰宅すると毎回クレートでオシッコをしていました…(><)
クレートが大きすぎると分かり、夫が小さ目のクレートをDIYすると、とたんに犬がクレートでオシッコをしなくなったのです。
犬がクレートにオシッコをしてしまう場合は、小さ目のクレートで試してみることをオススメします。
▶ハウス内で使うことが出来るクレート(ドッグキャリー)については
【犬育て10年の私が厳選】ペットキャリーを比較【留守番・移動で兼用】
こちらの記事でも詳しく解説をしています(^^)
②犬が排せつをするタイミングを知る
共働き家庭で、犬がトイレを覚えられない原因の一つに、
犬にトイレを教えるタイミングが少ない
ことがあります。
犬にトイレを教えるタイミングが夜だけ…となるとオシッコやウンチを教える回数が少なくなるのは当然ですね。
ですので、共働き家庭で飼い主が家にいる時間帯は、
・排せつのタイミングをつかむ
・犬が排せつ中は声掛けをする
・排せつしそうになったらトイレへ連れて行く
上記を心がけましょう。
犬の排せつのタイミングは個人差がありますが、犬が排せつしやすいタイミングを挙げてみますね(^^)
・来客などで吠えたあと
・家の中で走り回ったあと
・犬のハウスから出た直後
・お散歩の時
犬が排せつするタイミングは、興奮した時や食後が多いです。
私は直近で排せつした時間を覚えておいて、そろそろかな…という時にトイレに連れて行く、ということもしていました。
小さな子供のトイレトレーニングとよく似ています…(^^;)
③犬が排せつしそうな時にトイレへ連れて行く
排せつしやすいタイミングが分かったところで、犬を積極的にトイレに連れていきます。
犬の排せつしやすいのタイミングで、実際に排せつが多いのは
・食後
・お散歩の時
なので、食後はハウスの中のトイレに連れて行く、を徹底します。
犬が排せつをしていたら、声掛けをする
トイレのしつけでオススメなのは、
犬が排せつ時に決まった言葉で声をかけることです。
犬が理解しやすい簡単な言葉がいいですね。
我が家は「ワンツー」で教えましたが、「チチチ」で教える方もいるようです。
犬が排せつ中に、繰り返し「ワンツー」と犬に聞こえるように唱えることで、犬は
「ワンツー」という声が聞こえたら排せつをするんだ!
と学びます。
犬のトイレのしつけは環境を整える。
犬が排せつをしているところを見かけたら、場所がどこであろうと声掛けをする。
これらがスタートになります。
ちなみに声掛けは、犬が排せつしている間ずっとかけています。
室内でのトイレを教えているのですが、まずは声掛け=排せつを犬に覚えてもらうために、お散歩中に排せつをした場合でも声掛けを忘れずにしましょう。
犬のトイレのしつけが成功するコツ
共働きで犬のトイレのしつけは大変ですよね…
ここまでは、私たち夫婦が共働きをしながら、犬のトイレのしつけをした方法をご紹介しました。
この他に、犬のトイレのしつけが成功しやすい、気を付けておきたいポイントが2点あります。
②絶対に叱らない。諦めず気長にしつけする
順番に解説をしていきます。
①犬のトイレは常に清潔にしておく
ペット用のトイレシーツは、小型犬なら2~3回オシッコをしても、
オシッコを漏らさず吸収してくれる程度の吸収力があります。
ですが、犬がきちんとトイレを覚えるまでは、
犬がオシッコをする度にマメにシーツを変えることをオススメします。
犬は本来きれい好きな生き物なので、汚れた場所で排せつをしたがりません。
せっかくトイレでオシッコをしよう!と犬が戻ってきても、
「トイレが汚れているから…」と
犬が別な場所で排せつをしてしまうことがあります。
特にお留守番の長い共働き家庭では、お留守番中はトイレを清潔に保ってあげられないですよね。
ですので、
飼い主が家にいる時間帯だけでも、トイレを常に清潔を保つ
ということを心がけておく必要があります。
犬は「排せつしてもトイレをきれいにしてくれる」ということがわかれば、トイレでの排せつを好むようになっていきます。
仕事で疲れて帰ってきて、排せつのたびにシーツを変えるのは少し大変かもしれません。
お留守番中は、トイレを清潔に保つことがむずかしい共働き家庭だからこそ、
私たちが家にいる時間だけでも、犬を快適に過ごさせること。
家族の一員として意識してあげたいですね(^^)
②絶対に叱らない。あきらめず気長にしつけする
犬がトイレに成功した場合は、あまり大げさに騒ぎ過ぎず
「いい子!」と肩の辺りを軽くポンポンと叩く程度が良いでしょう。
高い声を出して、大げさにほめ過ぎると犬は驚き、興奮してしまうからです。
では、犬が粗相、トイレを失敗をしてしまった場合はどうでしょうか?
犬はトイレをしっかりと覚えるまで、何度もトイレ以外の場所で排せつをします。
私たちの犬もそうでしたが、賃貸の犬と過ごしていたリビングの畳は、退居とともに全て張り替えになりました(^^;)
何度も何度も犬が失敗すると、またか…と嫌になることもありますよね。
疲れているときに、何度も犬がトイレを失敗するとイライラしてしまいます。
果たして犬は悪気があるのでしょうか?
噛んではいけない物を噛んだり、人を噛むような行為は「だめ!」と毅然と教える必要があります。
ですが、トイレのしつけに関しては決して叱ってはいけないのです。
なぜなら、犬がトイレを失敗して叱られると、飼い主の見えない場所で隠れて排せつをするようになるからです。
犬は、トイレの場所を間違えたから怒られた、ではなく、
排せつをする=怒られる
と学習してしまうのです。
排せつをすると怒られる、と犬が学習してしまうと、せっかく設置したトイレで全く排せつをしなくなる…ということになりかねません。
実際に私たちも、帰宅して家事をしている間、手が離せない時に限って犬がトイレを失敗してしまう、ということが多々ありました。
そうすると、ついつい犬にぐちぐちと言ってしまうのですが、それでは飼い主の前で排せつをしようと犬が思ってはくれません。
逆に、犬がお利口にトイレで排せつ出来た時、飼い主に褒めてもらえることで、犬は喜んでトイレで排せつをしたくなります。
犬は頭の良い生き物です。
一度トイレを覚えてしまえば、失敗は格段に減っていきます。
それまでの我慢なので、時間は少しかかるかもしれませんが、気長に犬のトイレのしつけをして行きましょう(*^_^*)
少しでも愛犬のトイレのしつけに役立てて頂ければ幸いです(^^)
無駄なく共働きで犬を迎える際に、必要なグッズを知りたい方にオススメの記事です♪
室内編:【体験談】共働きで犬を飼う時に必ず必要なものを解説します
お散歩編:【犬育て10年目】共働きで犬を飼う時に必ず必要なものを紹介します
実際に私たち夫婦が、共働きで犬を迎えた体験談の記事です(^^)
コメント
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