愛犬が留守番中に物を壊してばかりいて困っている…
留守番中に吠えてご近所迷惑にならないかしら(><)
ケージやトイレを壊されてもう嫌になる…
ウンチまみれで目も当てられないわ(><)
犬が上手に留守番できるようになるグッズはないかしら?
こんなお悩みに、共働きで生後6か月の犬育てをした私が
わかりやすく丁寧に解説します(^^)。
◆記事の内容
犬が上手にお留守番できない!コツと対策を解説します
下記の順で解説していきます。
②犬が落ち着けるクレートを用意する
③留守番の前に犬を遊ばせる
④留守番の前に犬に声をかけたりスキンシップしない
⑤暇つぶしになる丈夫なおもちゃを置いて出かける
⑥ハウス内、室内を暗くする
⑦テレビをつけて出かける
⑧ドッグカメラを補助的に使う
①ハウス(ケージ)で留守番させる
ハウス(ケージ)は犬の居場所のことを指します。
長時間の犬のお留守番の大前提は、
愛犬をハウス内で犬をお留守番させること。
◆なぜハウスでお留守番させなければいけないの?
人にとっては安全な室内も犬にとって危険がいっぱい。
・電気コードやコンセント
・犬が食べてはいけない食べ物
・誤飲につながる小物やおもちゃ
家の中に誰かしらいる状態で、犬を見ていればよいですが、
留守番中は犬が危険なことをしようとしても誰も止められません。
これらの危険から愛犬を守るためにも、
必ずハウスでお留守番をさせましょう。
犬用のハウス(ケージ)の選び方、私のおすすめは
という記事で解説しています(^^)
②犬が落ち着けるクレートを用意する
クレート(ドックキャリー)はこのようなタイプです。
犬の祖先、オオカミは暗くて狭いほら穴のような場所を巣にして
体を休めます。
野生は眠っている間も常に外敵から狙われている状態。
野生のオオカミは暗くて狭い安全な場所でなければゆっくり休めないからです。
犬はストレスなく安心して休むことが出来ます。
また、犬やオオカミは本来群れで生活する生き物。
当然お留守番のように飼い主と離れるということは、
それだけでストレスがかかります。
出来るだけ犬が安心できる環境を用意することがお留守番に慣れるコツです。
ハウス(ケージ)だけで留守番をさせていたけど、
どうにも愛犬がお利口に留守番が出来ない…(><)
という方はクレート(ドッグキャリー)を用意してあげてください。
ドッグキャリーの選び方、私が使っているものについては
という記事で詳しく解説しています(^^)
サイズなどの選び方も詳しく書いています。
ちなみに我が家は、当初用意していたクレート(ドックキャリー)が
大きすぎ、犬がゆっくり休める場所ではありませんでした。
結果クレートの中にオシッコをしてしまったりと大失敗。
犬の体に合ったクレートを用意すると、
クレートの中で排泄しなくなったので、ホッと一安心しました(^^;)
③留守番前に犬を遊ばせる
犬は留守番中、ハウスという限られたスペースの中にいるので、
激しい運動が出来ません。
特に子犬や若い成犬のうちは体力を持て余し気味。
我が家の犬も悪気はないけど、
体力が有り余っていたずらをしていたんだな…と後々気が付きました。
特に若い成犬は、健康のためプラス
たくさん運動した、遊んだ後の休憩時間をお留守番に充てるくらいが
ちょうどいいと思います。
※体力がある若い成犬でも、
お留守番のために運動ばかりさせすぎるのはいけません。
人間と同じで、犬もオーバーワークは体を壊してしまいます(><)
◆「遊ばせる」という具体例
・運動
・座れ、待てなどのしつけ(コマンド)の練習
犬によって体力も体格も違うので、30分散歩したら…など具体的なことは言えません。
また、お利口で留守番してほしいがために、
わざわざドッグランのような広々とした場所で犬を遊ばせる…
ということも不要です。
・散歩なら…30分~1時間
・ボール遊び…室内で30分
④留守番の前に犬に声をかけたりスキンシップしない
愛犬を長時間留守番させると、かわいそう…
という思いから、お出かけ前に
・抱っこやなでなで…
・「行ってきます、お利口にしているんだよ」などの声掛け
をしていませんか?
・犬に声をかけずそっと外出する
犬はとても賢いので、いつも同じようにスキンシップや声掛けを行うと
「あぁ、これからお留守番なんだな(犬の心の声)」
と悟ってしまいます。
それは犬にとって強いストレスになり、
お留守番中に物を壊す、吠える、排泄物を荒らすなどの行動につながります。
犬の祖先のオオカミはは本来、群れで生活する生き物です。
ついさっきまで、べたべたと飼い主がそばにいたのに、
急に独りぼっちになると悟ってしまうと、
寂しくストレスを感じてしまうのです。
野生のオオカミや犬は、
本来自分の匂いの付いた安全なハウスや巣の中で
落ち着いて仲間の帰りを待つ習性があります。
落ち着いてお利口で休んでいれば、ちゃんと飼い主が返ってくる
そうわかるようになると犬はお利口で待っていてくれるようになるのです。
⑤暇つぶしになる丈夫なおもちゃを置いて出かける
たっぷり遊ばせてから犬を留守番させても、
長時間となると犬はどうしても飽きる時間があります。
長時間の留守番の前には、
丈夫で安全なおもちゃをハウス内に置いておくことで
暇つぶしにトイレトレーやケージを壊す、
という行動を防ぐ役割が期待できます。
トイレトレーを壊してしまう場合は
【飼育歴10年】共働きで犬がトイレやトイレシートを噛む時の対策
という記事で解説をしています。
・壊れにくいもの
・万が一食べても安全なもの
・丈夫で柔らかい天然ゴム製品
・歯磨き効果が期待できる
・犬が振り回して遊べる
⑥ハウス内、室内を暗くして出かける
犬の祖先、野生のオオカミは
暗くて狭い巣穴で眠ったり体を休めます。
明るい日中は、見通しが良く
いつ外敵に襲われてもおかしくないからです。
愛犬がお留守番で壊す、吠えるなどの問題行動を起こしてしまう場合、
室内またはハウスを暗くしてみましょう。
⑦テレビをつけて出かける
我が家では、
お留守番の前にテレビを小さな音でつけてから出かけていました。
少しでも飼い主を一緒にいるときと同じ状況を再現するためです。
犬や祖先の野生のオオカミは、群れで生活しています。
飼い主と離れ、一人留守番をするのは
慣れていないと群れを離れて一人でいることと同じだからです。
テレビのつけっぱなしは抵抗があるな…という方は
ラジオでも大丈夫。
テレビやラジオを付けたからと言って
すぐにお利口で留守番が出来たわけではありませんが、
少しでも犬のストレスが無くなれば…との思いで取り組みました。
⑧ドッグカメラを補助的に使う
お留守番中でも愛犬の様子を確認できるのがうれしいドッグカメラですね(^^)
この記事を読んでくださる方は、お留守番時のいたずらに困って
どうしようもない方がほとんどだと思います。
ドッグカメラを使えば、愛犬への呼びかけ、様子を見ることは出来ますが、
残念ながらドッグカメラだけでいたずらをやめさせることは、難しい
と感じています。
あくまで補助的に、
・安全に留守番が出来ているかの確認
・帰宅時間が不安定なので体調が心配
という意味での使用をおすすめします。
まとめ:犬はお利口で留守番が出来ます
長い記事になりましたが、読んでくださりありがとうございます。
帰宅すると愛犬がウンチまみれ…
トイレトレーやケージがかじられハウスのなかがめちゃくちゃ…
疲れて帰ってきて、この状態で困っているという方の少しでも参考になればと
経験したことをまとめました。
私たちも同じ道を歩んでおり、
当時は帰宅して愛犬と会えるうれしさより、
帰宅後の片づけが嫌だな…そんな風に思うこともありました。
いろいろな方法を試行錯誤し、
愛犬との信頼関係が出来ていくうちに、
いつかあなたの愛犬がお利口でお留守番できるようになります(^^)
この記事を読んでくださった方のお悩みが
少しでも解決し、犬との生活を心から楽しめるようお祈りしております♪
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