【犬育て10年目】共働きで室内犬を飼った感想と共働きで飼う方法を解説します。

犬との生活
あゆのこ
あゆのこ

室内犬を飼いたいけれど、共働きでも犬のお世話が出来るかな?

お留守番が長くなりそうだけど、犬は大丈夫?

共働きで犬を飼っても、しつけがきちんと出来るか心配(><)

こんなお悩みにお答えします。

◆記事の内容

・室内犬を共働きで飼った感想
・室内犬を共働きで実際に飼う方法
共働きで生後6ヵ月の犬を迎えた私が解説します。

私は、室内犬(ボーダーコリー/中型犬/♀)の飼育歴10年目に入りました。

現在は短時間勤務ですが、犬を生後6ヶ月で迎えて以来、

1年以上共働きで室内犬を実際に育てた経験があります。

(1日の犬のお留守番は10時間前後でした)

ボーダーコリーは牧羊犬という性質上、飼育に慣れていないとしつけが難しいと言われる犬種です。

しつけが難しい犬種でも夫婦二人で力を合わせて試行錯誤した結果、

今はトイレやしつけに困ることなく犬を育てることが出来ています。

犬をとにかく飼いたい…

共働きでも犬をお利口に、健康に育てられるだろうか?

ちゃんと散歩に連れていくことが出来るだろうか…

散歩の時間や、留守番の環境の実際の話を聞いてみたい。

という不安がある方にぜひ読んで頂きたい記事になっています。

また、賃貸で犬を迎えることを検討されている方は

【失敗しない!】賃貸でペットを飼うときの注意点を解説しますという記事をご覧ください(^^)

室内犬を共働きで飼った感想

私は子供のころから動物が大好きで、
犬や猫を飼いたいといつも思っていました
家族の反対で動物を飼うことは叶いませんでした。
そんな思いから独身時代も結婚したら必ず犬を飼おう!、と決意するくらい
犬を飼いたくて仕方がない気持ちでいっぱいでした。
そんな私が実際に共働きで犬を迎えた時に感じたこと
下記の順で解説します。
①犬が2歳になるまでお世話、しつけがとにかく大変
②夫婦の絆が深まり、生活が充実した
犬を飼ってみたい…でも共働きだしきちんと育てられるか不安…
という方の参考にしていただけたら幸いです。

①犬が2歳になるまでお世話、しつけがとにかく大変だった

私たちが犬を迎えるまでは、子供がいない夫婦二人暮らし。

夫婦共にフルタイム勤務でしたが、

自分たちの食事を準備し、

適当な時間に起床し、それぞれの自由時間を満喫し就寝。

こんな風に自由気ままな生活を送っていました。

こんな私たちの生活は、生後6ヵ月の子犬を迎えたことで一変します。

◆犬の留守番後の後始末

犬を迎えた当時、トイレのしつけは全く出来ていませんでした。

犬のお留守番時間は10時間程度

毎日夫婦どちらかが帰宅すると、

・排泄物の片づけ

・犬の居場所の掃除

・トイレトレーやケージを壊すなどの後始末

これらに追われる日々でした。

◆お散歩や遊び相手

犬を迎えてしばらくは、1日1回のお散歩を夜にしていました。

体力の有り余る犬のために、

雨の日も風の日も雪の日も1時間程度のお散歩。

犬を迎える前は家事を済ませて、自由時間を満喫していた私たちですが、

散歩と犬の遊び相手に追われます。
しつけとスキンシップを兼ねて、
必ず犬との室内遊びを1日30分は心がけていました。
◆犬のトイレ
我が家の犬はなかなか室内トイレを成功することが出来ませんでした。
トイレが覚えられなくても、
根気よく教えたのは長時間の留守番のためです。
迎えて1年くらいは、粗相の始末やトイレトレーニングに追われます
・私たちが食事中にウンチをする
・犬の居場所、ハウスから出したとたんに粗相…
・私たちが寝ている間もウンチ…片付け
目が離せませず、犬を迎えてしばらくは寝不足が続きました
1、2歳の小さな子供がいる家庭と同じくらいの忙しさです…
◆犬が吠える
迎えた当初は無駄吠えが多かった我が家の犬。
今まで夫婦二人で静かだった家の中が激変。
慣れるまでは「うるさいなぁ…」と感じることが多かったです。
バイクや来客では未だに吠えますが、
日常生活で吠えが収まるまで約1年ほどかかりました。
このように、特にしつけが入っていない子犬を迎えるとお世話に追われます。
ご飯をあげて、暇なときに撫でてあげればいいんだな、
というのが幻想だったと痛感しました。

②夫婦の絆が深まり生活が充実

犬を迎えて大変だったことばかりを書きましたが、

犬を迎えたおかげでこんな良いことがありました。

・夫婦の絆が深まり結束した
・私も夫も人間的に成長した

具体的にはこのような感じです。

・犬がトイレを覚えられず、トレーニングを二人でがんばり結束
・汚れたケージや犬のお世話を分担する
・犬という新しい家族を迎え、賑やかになる
・犬のちょっとした成功を(トイレでオシッコが出来た、お座りが出来たなど)二人で喜び合う
犬を迎える前は、好きなことを好きな時間に好きなだけ出来る生活でした。
そんな自由な生活は楽で楽しくもありました。
でも、どこかで何か物足りないな…そんな風に感じる日々。
犬を迎えたことで自由時間が無くなり、
掃除や散歩に追われて忙しくなったものの
徐々に充実しているな…
幸せだな
と感じることが増えました。
上記の体験は犬を迎えなければ、決して味わえなかった気持ちでした。
私たちの場合は、
犬のしつけやお世話を通して、
夫婦の結束が固まり、信頼関係が生まれました
しつけが落ち着いてからは、犬連れでお出かけをしたり、泊りがけで旅行に出かけたりと充実した時間を過ごしています。
犬のしつけやトイレトレーニングで苦戦したことは、
今では笑い話として夫婦で楽しむ余裕も出来ました。

室内犬を共働きで実際に飼う方法

実際に犬を迎えてからの飼い方は下記の通りに解説しています。

①長時間の留守番のためにやっておきたい環境づくり
②留守番が長い犬のしつけ方
③犬を迎える時は長期休暇中がベスト
④しつけ、トイレトレーニングは根気よく続ける
⑤散歩は時間を決めなくてよい
⑥犬の留守番の考え方

生き物を家庭に迎える…ということは決して楽しい、かわいいことばかりではありません。

ポイントをおさえることで犬の飼うなかでの悩みを軽くすることができます。

①長時間の留守番のためにやっておきたい環境づくり

犬の留守番は、犬自身の家(ハウス)でさせることがオススメです。

犬は本来は、暗く狭い巣穴のような場所が落ち着く習性があります。

飼い主がいない広い家の中で、ぽつんと取り残されると落ち着かず、そわそわします。

ストレスを抱えて問題行動を起こす原因に。

また、しつけが入っていない子犬は何でも噛んで食べようとします。

ハウスに入らず、部屋で放し飼いをすると、こんな危険があります。

・電気のコード
・口にしてはいけない食べ物を食べる・布や大きなものを誤飲する

愛犬を危険から守るためにも、お留守番はハウスでさせましょう。

実際に我が家の犬は、

今も自分のハウスでお利口にお留守番しています。

あゆのこ
あゆのこ

まず迎え入れる前にハウスを準備しましょう

ハウスは、ケージタイプ+巣穴がわりのドッグキャリーをケージに入れるのがオススメ。

ケージタイプは犬がはしゃいだり、暴れても動きにくいガッチリしたものがいいです。

手で押しただけで動いてしまったり、キャスター付きは犬が暴れることで留守番中にケージがずれてしまう可能性があります。

また私たちは、夫がDIYで木製のがっちりしたケージを作りましたが、かじるので何度も何度も修理したので、このタイプは子犬から成犬まで長く使用できますね。

こちらはケージ(サークル)です。

ケージについて、【留守番の長い家庭向け】犬用ケージのおすすめ5選【犬育て10年の私が比較】という記事にわかりやすくまとめました(^^)

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巣穴代わりのドッグキャリー

私たちも実際にこの商品を購入、使用しています。

作りもガッチリしていて、犬が暴れても転がることもなく、丈夫でとても気に入っています。

お気に入りの点は

・出入り口が左右両方から開けられ、外せる
・丸洗い出来る
・出入り口の網に水飲みが設置出来る
・持ち手とキャスターが付いている

という点です。

最初に購入したキャリーは、布製でファスナーで開閉するタイプの大き目のものでした。

暴れん坊の我が家の犬は、布をひっかいて穴をあけたり、ファスナーをかじって壊してしまったり…と長期間使用することが出来ませんでした。

特に長時間の留守番になる場合は、

ガッチリとした壊れやすい物がいいなと学びました(^^;)

愛犬のドライブや移動の際にも活躍してくれます♪

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▶ドッグキャリーについては

【犬育て10年の私が厳選】ペットキャリーを比較【留守番・移動で兼用】

という記事でも詳しく解説しています(^^)

生後3ヶ月程度の小さな子犬は、

消化機能が未発達のため食事回数が3~4回に分ける場合があります。

(獣医師の判断に従ってください)

留守番が長く、ごはんを必要な時間にあげられない場合は自動給餌機が便利です。

犬は留守番をお利口で出来ます。

でも、引き取られたばかりの慣れない環境での長時間の留守番はどうしてもストレスがかかります。

出来るだけ早く帰宅し、ハウス内を清潔にしたり、ごはんをあげたり、遊ぶ時間を取ってあげることが必要です。

参考記事

◆【体験談】共働きで犬を飼う時に必ず必要なものを解説します

②留守番が長い犬のしつけ方

留守番が長いとしつけも出来ず、

いたずらだらけで苦労するのかな…

私も犬を迎える前は不安だらけでした。

実際に犬を迎えると、犬のしつけは待ったなしです。

私たち夫婦が心がけたことは帰宅後犬と遊ぶ時間を長くとるということです。

犬と遊ぶ、そして過ごすことはそれだけでしつけの機会がグンと増えます。

犬は飼い主と遊ぶことが大好き

特にまだ若いうちは、撫でられたりまったりする時間より遊ぶ時間が必要になってきます。

・ストレスの発散
・飼い主と愛犬との信頼関係が深まる
・しつけの機会が増える
・運動不足の解消

【遊び】は犬にとって大切な時間です。

ボールを投げたり、拾ったり、持って来たり…、お座りや待てを覚えたり。

また、かじってはいけないもの、噛んではいけない、

ということも遊びの中で飼い主が根気よく教えていくなかで犬は覚えていくのです。

留守番が長くても短くても…30分から1時間はたっぷり遊ぶ時間を持ちたいですね。

もちろん遊ぶのは室内でも大丈夫です。

③犬を迎える時は長期休暇中がベスト

共働き家庭で子犬、もしくは成犬を迎える時は

ご夫婦のどちらかが長期休暇に入るタイミングにしましょう

犬は新しい環境、住まいが変わることで多くのストレスを抱えます。

(これは人間も同じですね^^)

とにかく落ち着かずソワソワしたり、体調を崩すことがあります。

実際に私たちは夏季休暇の1日目に子犬を迎えに行きました。

その後は4日ほど犬と一緒に自宅で過ごし、

すぐに10時間前後の留守番に入りました。

特に犬の留守番が長い共働き家庭では、日中の体調管理が難しいです。

犬を迎えてすぐは長期休暇で誰かしら家にいる状態が好ましいのです。

犬を長期休暇に迎えるメリットとして、

・犬が新しい環境に慣れるまでそばにいてあげられる
・体調の変化にすぐに気が付き、受診などの対応が出来る
・粗相の始末をすぐにしてあげられる

愛犬を迎えるときはハウスやトイレの準備を終え休暇を取るか、

長期休暇まで待ちます。

衝動的に犬を迎えることはやめましょう。

④しつけ、トイレトレーニングは根気よく続ける

私自身は、犬を飼う前に飼い方の本を何度も読み返し、検索し…という日々を続けました。

・しつけ
・トイレ

このふたつがとにかく心配だったからです(><)

トイレもしつけもすぐに上手になることは無い。

たくさん勉強して犬育児に備えた私でも、トイレ、しつけに苦戦しました。

犬を迎えてからもトイレは出来ない、

噛んだり物を壊す…

何度も検索をかける日々が続きます。

共働きで、犬と過ごす時間が限られるということは、

しつけやトイレを教える機会が少なくなります

トイレが出来ないまま長時間の留守番に入り、

帰宅するとハウスの中で排泄物が散乱…の毎日(><)。

・人を噛んではいけない
・食べてはいけないものを食べない
・トイレトレーの上で排泄する

これらを、人間の子どもと同じように何度も繰り返し教える必要があります。

でも安心してください。

共働きで長時間の留守番を犬にさせていても、犬と飼い主と信頼関係が築かれていくうちに、しつけもトイレも出来る様になって行きます。

あゆのこ
あゆのこ

時間はかかります(^^;)

 繰り返し教えるうちに、

犬もお利口で留守番していることが快適なんだ

とわかるようになります。

覚悟して、落ち着いて犬が留守番が出来るようになるまで

根気よく教えていくことが必要なのです。

排せつは子犬のうちはどうしても回数が多いことが特徴です。

成長して体が整っていく中で排せつの回数が減っていくので

とにかく飼い主が家にいる間だけでも

常にトイレをきれいに保つこと

を意識しましょう。

あゆのこ
あゆのこ

留守番中は汚れても仕方ないと割り切りましょう(^^;)

トイレのしつけについては、

【飼育歴10年】共働きで犬のトイレをしつけた方法を解説します♪

という記事で詳しく解説しています(^^)

⑤散歩は時間を決めなくてよい

犬にとって散歩は、外の匂いを嗅いだり運動するために大切な習慣です。

また、外の世界に慣れさせるための訓練の場でもありますね。

・家族以外の人と触れ合う

・車やバイクなどの乗り物の刺激

・飼い主に従って歩くリーダーウォークなどのコミュニケーション

※リーダーウォークとは

リードを犬に着けた状態で、飼い主より犬が前に出ないようにしつける歩き方。

お散歩での犬の引っ張り防止、飼い主との主従関係を築くのにオススメのしつけ方法です。

オヤツやご褒美で犬を釣ることなく、犬との関係を深めて行くことができます。

共働きで忙しくても必ずお散歩の時間は取ってあげたいですね。

かと言って、1日に何度も何時間も散歩して…までは必要ないと感じています。

犬種によって体力に差があるので一概に言えませんが、

日々の散歩は1日1~2回、30分から1時間程度で充分です。

共働き家庭で、犬がまだ若く体力がある場合は、

留守番の前に散歩させ、帰宅後にもう一度お散歩をしましょう。

我が家の犬は体力があったので朝、晩と散歩をし帰宅後は30分~1時間程度ボール遊びなどをして遊ぶ時間も作っていました

それでも留守番中のいたずらは絶えなかったですが、月齢年齢が上がるとともに少しずつお利口で留守番が出来るようになっています。

留守番中に体力が有り余っていたずらばかりしてしまう場合は、お散歩の時間を長めにとってあげると良いですね。

お散歩は犬の運動やしつけはもちろん、

・人間も運動不足解消

・夫婦のコミュニケーション

というメリットもあります。

⑥犬の留守番の考え方

共働きだから…犬を長時間、留守番させるのはかわいそうな気がする…

私も犬を迎えたばかりのころは、後ろ髪を引かれる思いで出社していました。

でも実際に犬は留守番が悲しいのでしょうか。

決してそうではありません。

犬の祖先と言われている野生のオオカミも子どもは、

親が狩りをしている間、巣穴で親犬をじっと待っているという話があります。

最初は留守番に慣れない犬も、犬の匂いがついた、住み慣れた自分のハウスであれば徐々にお利口で留守番が出来る様になります。

かわいそうだからと、出掛ける時に何度も振り返ったり撫でたりすることは、かえって犬にストレスをかけてしまい落ち着いて留守番が出来なくなってしまいます。

犬はお利口で留守番が出来る生き物です。

かわいそう、犬に悪い、などと思う必要はないのです。

犬のお留守番のお悩みについては

【共働き犬育ての私が解説します】犬が上手にお留守番できない時の対策

という記事でも解説しています(^^)

共働きで犬を迎えるということは、特に子犬の時期は大変なことが多いです

その反面、夫婦で力を合わせて犬を育てることで、夫婦の絆が深まり犬という新しい家族を迎えることで生れる喜びも大きいです

何より、しつけやトイレトレーニングもひと段落し犬との信頼関係が築けていくころには、犬は大切な家族なんだ…というなんとも言えない充実感に包まれます

この記事を読んで少しでも不安が少しでも解消され、犬を迎える時の参考にして頂けたら嬉しいです♪

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コメント

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